3D溶接検査システム
POLASTAR (ポーラスター) は、コアテックの三次元検査システムのブランドネームです。
溶接外観検査は目視から自動化へ
外観検査の潮流はすでに目視から検査装置を使った自動化へ向かっています。 その背景には「人に依存できない状況」「品質の見える化の要求」「トレーサビリティへの要求」等が挙げられ溶接の検査も同様です。 コアテックの3D溶接検査システムは製造ライン上で検査システム(ロボット、カメラ、ソフトウェア)を用い、スキャンから・3D解析・合否判定までをスピーディーに正確に自動で行います。
自動検査手順イメージ図断面解析図面実例

用途
高い安全性が要求される製品やトレーサビリティを求められる重要部品などの溶接外観検査に適して います。《検査対象》 例:自動車
マフラ
サイドインパクトビーム
スチールホイール
ショックアブソーバ
シート
ステアリングメンバ
エキマニ
クロスメンバ
サスペンションアーム
検査溶接種類
導入例
特徴
絶対品質を実現する、独自の革新的技術
1.溶接部の正確な3D形状を作成し、正確な解析へ
コアテックの「3D溶接検査システム」はロボットの座標情報を常時取得しているため、ロボットの 動作変化や姿勢変化にかかわらず正確な3D形状が得られます。 また、複数の3D形状の合成も容易です。2.スキャン方向を問わない特許化された解析機能 特許:第5758090
「3D溶接検査システム」は得られた3D形状に対して後から評価線を引き断面解析を行います。 そのため溶接部を正確にトレースする必要はなく、ロボットに複雑な動きを強いることもないため、 ティーチングが容易でサイクルタイムの短縮などのメリットがあります。コアテックの3D溶接検査システム
得られた3D形状に後から評価線(ルート線)を引くことができるため任意断面での解析が可能。 スキャン方向も問わず、ティーチングもシンプル。生成された3D形状も実形状と同じで分かりやすい。A社の検査システム(一例)
スキャン時に断面線を設定するため、溶接部のルート線にカメラの方向や姿勢を合わせる必要があり、ティーチングが煩雑。 また、曲線や螺旋状の部分があると3D形状が実形状と異なるだけではなく、スキャン時にも影響。
3.選べる充実の機能。トレーサビリティにも対応
- 検査項目は、脚長、溶接長など、20種類以上で、様々なニーズに対応。
- 形状データの保存、CSVファイルの出力、簡易なデータの統計処理等が可能で、トレーサビリティへの要求にも対応。
- 画面操作も簡単。多彩なパラメーター設定機能により、お客様自身で判定項目の選択が可能です。
4.ロボットティーチングも容易
上記の通り、ロボットに複雑な動きを強いることはなく、またガイドレーザ機能があるため、ロボット ティーチングの時間を短縮できます。5.国内主要ロボットメーカーに対応
現在、国内5社のロボットメーカと座標情報の共有ができており、お客様の元にある遊休機の活用も可能です。システム構成

ラインナップと仕様
型式 | 測定範囲 | 検査速度 | レーザクラス | サイズ | 重量 | ![]() |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
測定中心距離 | 距離解像度 | 測定幅 | 幅解像度 | 0.3mmピッチ | (D×H×W) | ||||
(mm) | (μm) | (mm) | (μm) | (mm/sec) | (mm) | (kg) | |||
CVS-13010 (標準) | 85±20 | 23 | 66 | 51 | 170 | クラス2 | 50×131×150 | 1.0 | |
CVS-13015 (高精度) | 85±10 | 15 | 44 | 35 | 112 | クラス2 | 50×131×150 | 1.0 | |
CVS-13030 (長距離) | 295±20 | 24 | 67 | 51 | 170 | クラス3R | 50×134×258 | 1.5 |

カタログはこちら「3D溶接検査システムカタログ」
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営業部 3D溶接検査システム担当: 金平(かねひら)
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