【展示会レポート】おかやまテクノロジー展2024

コンベックス岡山で開催されたおかやまテクノロジー展2024に参加しました。
10回目となる今年は過去最多の12,000名を超える来場者があり、多くの方にコアテックブースをご覧いただきました。
会場の様子と展示物をまとめてご紹介します。

組立ゾーン

ACサーボナットランナー ロボットシステム

多関節ロボットにACサーボナットランナーとバキュームスライドジョイントを取り付け、ネジ締めのデモを行いました。新型ナットランナーは同クラスの従来品と比べ、重量が半分となったためロボットへの負担が小さくなっています。

ACサーボナットランナー 天吊りアーム

ナットランナーを天吊りアームに取り付けました。ハンドツールとしてお使いいただけます。ナットランナー制御BOX(仮称)とセットで使えば、規定トルクで締付できたかをOK/NG判定します。

ACサーボプレス+マルチコントローラ 異物検知デモ

ワークに見立てたスプリングをプレス(圧縮)します。

スプリングの上に異物に見立てた約0.2mmの名刺1枚を置いてプレスします。サーボプレスは接触位置のわずかな違いを検知し、動作を停止します。
ワークのセットミス検知で活用いただけます。

ACサーボプレス 多軸同期プレス

4台のサーボプレスを同期させることで、最大4倍の推力で使用できます。20tのサーボプレスを4台同期すれば、最大80tまで構築できます。
またプレス設備全体の高さを抑えつつ、ワーク全体を均一に荷重を掛けることができるため、より高精度なプレスを実現します。

検査ゾーン

3D溶接検査システム 協働ロボット仕様

協働ロボット2台を使って、溶接外観検査のデモを実施しました。
1台目の搬送ロボットで、ワークを検査エリアに搬送し位置出しを行います。検査ロボットがワークをスキャンし、OK/NGを判定。再び搬送ロボットが判定結果に応じたエリアにワークを振り分けます。

オンラインサポートのデモを実施しました。
3D溶接検査システムの導入後に閾値設定のレクチャーを例に、実際に本社とオンライン接続し、操作を代行する様子をご覧いただきました。

   

CORETEC AI(外観検査)

クラウドで稼働するAI外観検査。ハイパワーな産業用PCが無くても、民生品タブレットと通信環境があれば検査ができます。
小型エンジンをワークに見立てて、組立OK/NGを判定するデモを行いました。
学習データはタブレットの動画から生成するため、準備工数を大きく削減します。

※動画は1秒あたり30枚の画像を撮影しているため、画像として切り出して学習に利用します

接写型ラインカメラ(ProScan mini)

身近に販売されている製品をワークに見立てて、撮像のデモを行いました。
目視では判別しにくいキズや汚れを、カメラとLED照明の角度(撮像条件)を変更し、画像化する様子をご覧いただきました。

応用ゾーン

eFalcon(自社開発ライトウエイトスポーツEVリバーストライク)

これまでの経験を活かし、公道を走行できるEVを自社開発しました。多くの方に試乗いただきました。

ITA(インタトークエージェント)

AI対話型CGキャラクターITAアキナがefalconの説明をしてくれました。Webカメラで写真を撮ると、写ったものを解説してくれました。

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