専用LED照明 HOME トップページ コアテックのラインスキャンカメラ「接写型ラインカメラ」 専用LED照明 検査に重要な『照明』 良好な撮像結果を得るために、カメラの性能と同じくらい大切な装置が“照明”です。 専用LED照明は、接写型ラインカメラと同期し、撮像のタイミングに合わせて照明の点灯時間をコントロールする事ができます。 本ページでは簡単ですが専用LED照明の特長などをご紹介します。 光源位置 点灯色の紹介 照明コントロール 交互点灯 光源位置 専用LED照明には様々な取付方法があり、同じ対象物でも角度を変えて照射すると異なる画像が得られます。主に4パターンの取付方法をラインナップおり、右図は各照明の配置断面イメージです。 コアテックではサンプルテストで捉えたい欠陥に合わせて照明位置(角度)を変えながら最適な照明をご提案します。 ※出荷時に照明の取付調整を行うため、原則お客様にて取付方法を変更することはできません。 拡散反射方式 照明を斜めから当てる取付です。反射率が低い対象物の検出に向いています。 正反射方式 鏡面反射とも呼ばれることもあり、入射角と反射角が等しくなる取付方法です。金属表面の平らな部分と凹凸(キズや刻印)部分のコントラストを得る場合に最適です。 ①拡散反射方式の照明位置で全体を傾けると正反射になります。 同軸落射方式 真上から照明を当てる取付方法です。そのままではカメラ本体と干渉するため、ミラーとハーフミラーを用いて反射させながらカメラと対象物の間に光を当てます。ハーフミラーの影響で暗くなる傾向があり、照度を上げて対応します。メッキ面、シリコンウエハなどで有効です。 透過方式 対象物の背面に設置し、照射する設置方法です。透過光なので外形を得るのに適しています。 照明の位置による画像の違い 画像をクリックすると拡大して表示されます。 拡散反射方式 正反射方式 透過方式 プリント 基板 アルミ板 点灯色の紹介 白色 標準的なLED照明です。キズや異物、形状など幅広い検査で採用されています。 RGB 3色のLEDチップを順に配置した照明です。カメラと同期し1ラインの撮像中にR→G→Bを順番に照射し、3枚の画像を作ります。カメラ内で合成することでカラー画像を作ることができます。また、RGBを個別に調整できるため、モノクロ画像でも特定色(波長)だけを当てることで欠陥を捉えやすくなる場合があります。 カスタム品 「R(赤)だけ」といったようにRGB照明の中から1色だけで構成した照明の製作も可能です。サンプルテストの際にご相談ください。 照明コントロール カメラの1ライン撮像のタイミングと同期可能 カメラの撮像タイミングと同期し、1ラインの撮像時間に合わせて点灯時間をコントロールでき、照明をカメラのシャッター代わりとして使用できます。 交互点灯 複数のLED照明を交互点灯させ、1度のスキャンで複数の照明条件の画像を同時に撮像可能です。 拡散反射×拡散反射 ■装置イメージ ■ワーク写真 照明A画像 照明B画像 ↓ 処理後 ↓ 減算処理で凹凸を強調 加算処理で汚れを強調 各処理により、ワーク上の微妙な凹凸を強調したり、逆に汚れや 地の模様を強調することができ、それぞれの検出性が向上します。 拡散反射×正反射 ■装置イメージ ■ワーク写真 拡散反射照明画像 正反射照明画像 ◎光沢物の⿊点は、拡散反射照明画像の⽅が検出し易い ◎光沢物上のキズや汚れは、正反射照明画像の⽅が検出し易い NGの種類によって検出し易い照明は異なります。 コアテックラインカメラなら1台で複数の照明の画像が同時に撮像可能です。 拡散反射×透過 ■装置イメージ ■ワーク写真 拡散反射照明画像 透過照明画像 外観検査用の画像と穴/外形検査用の画像を同時に撮像できます。 弱露光×強露光 ■装置イメージ ■ワーク写真 弱露光画像 強露光画像 1台の照明での光量違いの画像を同時に撮像することもできます。 反射率の⼤きく異なる複合的なワークでも、⽩部分と⿊部分の検査が同時に⾏なえます。 接写型ラインカメラ メニュー 周辺機器