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【マルチプレス】 大阪大学 接合科学研究所 藤井研究室

マルチプレスの導入で実験の効率が向上!サポートも満足です。

大阪大学 接合科学研究所 / 藤井研究室(大阪府)

素材の接合法を専門とし、溶接工学を基盤とした幅広い学問領域での研究開発を行っている研究所で、2022年に50周年を迎えた。
マルチプレスを導入いただいた藤井研究室では、摩擦接合や固相抵抗接合(金属を溶かさない接合技術)の研究が行われている。

導入前の課題

油圧だと再現性がなく、実験効率が悪かった

もともと研究室に油圧式の焼結装置があり、最初はそちらで実験を重ねていました。
金属の最適な接合条件を求めて繰り返し実験を行うため、条件を再現できる環境が必要でした。我々の実験では、荷重のコントロールが重要です。油圧式だと微細に調整することができず、実験の効率が悪かったため新しい設備を導入することにしました。

コアテックを選定した理由

自分たちのイメージをカスタマイズ対応で、形にしてくれるから

実験でやりたいこと、新しい設備のイメージはある程度できていましたが、”どのように実現すればいいのかがわからなかった”ので、売り切りのメーカーさんではなく、最後までサポートしてくれるコアテックにしました。

架台や電気制御などの周辺部分も全てまとめてお願いできた点が良かったです。

仕様変更の写真

実際に使ってみるとこんなところも良かった

毎回異なるワークサイズ(高さ)に対応しやすい

実験目的ならではかもしれませんが、実験を行う際の試料(ワーク)の大きさが毎回同じとは限らないんです。
我々の研究では、いろいろな材質の金属を扱いますが都度大きさが異なるので、油圧だとストロークの調整が意外と大変でした。
サーボプレスだと、試料(ワーク)に合わせてストロークと荷重を数値で調節しながら行えるので、実験がスムーズに行えるようになりました。

導入後のサポートも対応が早く助かりました!

【コアテック】
使ってみて「こんなところが良かった!」という点を教えてください。

【藤井研究室 相原様】
藤井先生の新しいアイデア(条件)をすぐに試したい時があるんです。
でも、サーボプレスでイメージした動作をさせるためには、プログラミングが必要で、慣れていない頃はこれがなかなか難しい・・・
今までプログラミングをしたことがなかった私でしたが、サポートいただきプログラム編集も早いタイミングで慣れることができました。

プログラム編集画面(例)

実験後に接合状態を確認

導入いただいた商品の詳細

▲4柱タイプのマルチプレス(型式:FMS100-S)をベースに
実験が行いやすい仕様にカスタマイズしました。
※ベース機の仕様はこちら

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