WPSサーボプレスではオプションとしてリニアエンコーダを利用できます。
リニアエンコーダを使うことで、モーター内蔵のエンコーダでは実現不可能な精度でサーボプレスの位置制御が行えます。
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メーカー:レニショウ
方式:光学式、非接触、アブソリュート型
分解能:50nm
データ更新周期:1ms
サーボプレスの全ストローク範囲をカバーするように設置。
サーボプレスの最大ストローク+20mmのスケールが必要。
ワークの設置面を基準にスケールを取り付けることが重要。
外部ストローク:リニアエンコーダのリアルタイム値
ピーク外部ストローク:リニアエンコーダの最大値
位置決めモード(外部):リニアエンコーダの読み取り値を基準に位置決めを実施。
サーボプレス単体
機械的バックラッシュ
タイミングベルトの伸び
熱による伸縮
装置
荷重による歪
使用機材:MS2L-100BK 最大推力:2kN
加圧対象:ばね
※1 内部ストローク:モーター内蔵エンコーダから算出した推定位置
リニアエンコーダを使うことで、WPSサーボプレスは上記のようなストローク誤差を排除できます。
基本的には内蔵エンコーダによるセミクローズドループ制御です。
位置決めモード(外部)を実行する場合にのみリニアエンコーダの数値を使います。
バッテリー特性試験装置
1 バッテリーを一定位置で拘束した状態で充放電を行い、拘束荷重の変化を測る。
2 バッテリーを一定荷重で拘束した状態で充放電を行い、バッテリーの膨張、収縮を測る。
多軸同期サーボプレスでスライドの平行度を荷重によらず一定に保つ。
スライドの四隅にリニアエンコーダを装着することでスライドの平行度を維持できます。
WPSサーボプレスは最大4軸までの同期システムに対応しています。(MS型ツール限定)