産業用パソコンの処理速度が向上したことで、3D(三次元)を用いた外観検査が採用されるケースが増えてきました。3Dは高さの情報を持っていることから、検査員による目視検査が当たり前とされていた、溶接部の外観検査を自動化するには適した方法と言えます。コアテックが販売している、POLASTAR溶接検査システムの特長と汎用タイプの3Dカメラヘッドとの違いを比較しながら解説します。
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「光切断法」とはライン状のレーザ光源を検査ワークに照射し、その反射光を高さデータ(プロファイル)として取得する方法です。ワークとの距離は三角測量に基づいて測定します。
1) ラインレーザー(赤色)を当てて、内蔵エリアカメラ(青色)がレーザーの形状を読み取る
2)1断面を取得し、データ化。これを連続で行う。
3)連続で取得したデータを並べることで3Dデータ化
ロボットの座標をリアルタイムに取得できないから…
ロボットの位置情報をリアルタイムに取得できないため、3Dデータ化した際に、溶接ビード形状は失われてしまい、全てのデータが1直線で表現されます。
また、溶接のルート線にカメラの方向や姿勢を合わせる必要があり、ロボットのティーチングが煩雑になりやすい傾向があります。
溶接の外観検査専用ではないから…
「2点間の距離の測長」や、「エッジ検出機能」などを搭載している商品が多くあります。しかしこれらの機能を組合せ、“溶接の外観検査項目”として仕上げる作業は、ユーザー様で行う必要があります。
溶接の外観検査専用で検査項目を用意しているから…
溶接の外観検査用に開発した検査項目を32種類を標準搭載しています。
だから最短工数で、外観検査の自動化が可能です。
保存されるデータの種類とファイルサイズ、保存期間に合わせて最適なストレージをご提案します。
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コントロールBOXには外部機器と接続できるインターフェースを標準搭載しています。
だから各種フィールドネットワークを経由した情報のやりとりが可能です。
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POLASTARが採用しているレーザーは「クラス2」だから、遮光対策が不要です。
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ポイントレーザーが最適なフォーカス位置をガイド。だからレーザーの照射箇所を確認しながら、ロボットティーチングするだけでフォーカスが合います。
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